すべてが初体験です。手探り状態です。
何から始めれば良いのでしょうか。
今の職場に全く不満はありません。人間関係も良く利用者さんも良い人が多く、仕事も自分でコントロールできる比率が高い、給料も定期的に振り込まれる。大学院進学も支援してくれました。
このまま定年まで勤務した方が良いのかもしれません。
地域生活の支援をしてみると、「昼間、家族を見守ってもらいたい」「一緒に買い物に行ってほしい」「病院に付き添ってもらいたい」「お話し相手をしてもらいたい」
これらは、支援できません。
要介護認定を受けた方、メンタル疾患で訪問受けてる方において、現在の介護保険や医療保険の保険サービスではこれらはできません。
現在の保険内の訪問サービスはほとんどが身体疾患やメンタル疾患の悪くなった人が対象です。
寛解させることは容易ではありません。それだったら身体的にも、精神的にも悪くならないように予防医療に努めれば良いのではないか。そう考えてきました。
保険内の看護や病院内での看護に限界があると感じましたので、保険外看護サービスを起業します。
全くの経営の素人ですので、来年の今頃は廃業しましたとブログを書くかもしれません。
看護の土台は仏教看護を用いております。
仏教ではむしろ経済活動肯定しています。正しくお金を使うことを前提に「たくさんお金を稼ぎなさい」と教えているのです。
私の事業はたくさん稼げることはありません。身の丈にあった生活を維持できれば良いと思っております。ベンツ、ルイヴィトン、持ち家。そんなのいりません。
涙が出そうなほど、何をしているか全く分かりません。子供もいますので家事育児にも追われております。暇はありません。時間もどんどん過ぎていきます。
そんな時、「日本保険外看護サービス協会」という組織を知りました。たまたま電話したら、代表理事の方が出てくださりました。海のものとも山のものともつかないこんな私に、丁寧に教えてくださいました。
周辺には病院を辞めて起業する看護師はいません。情報収集をして、一歩一歩地道に取り組んで行こうと思います。