日本保険外看護サービス協会（JUNA）の勉強会への参加をさせてもらいました。
障害を持つ子や家族のレスパイトに関する症例の共有でした。詳細は述べることはできませんが、保険外看護サービスの利用においては、スタッフの看護師と当事者との信頼関係の構築が看護の大前提であると感じた内容でした。
知識や看護技術の素晴らしいスペシャリストをたくさんみてきました。認定看護師や専門看護師など、付加価値の付いた看護師がいます。しかし、スペシャリストの知識や技術がその患者さんの性質に合うかどうかは別です。
例えば、印象的なのは、ある心理士が初対面の患者さんに向かって、「あなたには認知行動療法が適しています。私が行えばあなたは変わります！」とお伝えしていました。しかし、患者さんは「やめてください」と話していました。
前提となる信頼関係がなければ、介入は困難だと感じた症例でした。
保険外看護サービスは、これからのサービスであり始まったばかりです。保険内のサービスに比較すると信用、信頼はほぼゼロと言えます。これからどんどん、皆様に信用、信頼して頂けるように取り組んで行きたいと思います。
