当時は、看護系の大学院受験に関しては、ネットで調べてもほとんど情報がありませんでした。直接、大学の窓口に行ったり、教授に聞きに行ったりしました。ここでは、約1ヶ月で、看護系大学院入試に関してどのように準備して臨んだのか、体験を交えお伝えいたします。
私の場合、看護系の大学院は1校受験でした。試験科目を見てみると、1日の日程で試験科目として英語、専門科目(私の場合、精神看護学)、面接があることが分かりました。
また、試験以前に、教授との事前面談、研究計画書の事前提出が必要ということでした。
試験は9月の後半でした。実際に大学院に行こうと決めたのが8月1日でした。しかも普通に勤務をしていましたので、まったく時間がありませんでした。
1.まずは事前面談の期間を確認して、教授にアポを取る
当たり前の話しですが、事前面談の期間が決まっています。この期間中に、教授にアポをとり、面談を受ける必要があります。研究室の直通の電話がある場合がありますが、電話よりもメールのほうが良いです。教授は多忙です。電話は嫌がられます。
2.出願資格審査を満たしているかを確認する
これも当たり前ですが、大学院入試に出願できる状況を満たしているか確認が必要です。私の場合、社会人入試で出願しました。1.学士の学位を授与された者 2.保健・医療・福祉の分野で3年以上の実務経験を有する者 を確認しました。
3.出願期間を確認し、提出すべき必要書類を確認する
これもまた、当たり前のことですが、書類の何を提出しないといけなのか、いつまでに提出すべきなのかを確認しました。そうでないと、受験できません。私の場合8月1日から焦って準備を開始しました。志望理由書、研究計画書、受験用の写真準備、社会人入試なので、履歴書準備もありました。
私の場合、日中働いていたので、準備が大変でした。とくに研究計画書は時間がかかりました。提出書類の不備もあるといけないので余裕をもって提出したほうが良いです。
4.過去問から、試験対策を分析する
上記1~3が整ったらようやく試験対策となります。私が書類の提出をしたのが8月10日くらいです。そこからようやく試験対策を始めました。
私の場合、英語、専門科目(精神看護学)の過去問題を確認しました。過去問題分析は必須です!どんな問題がでているのか、どんな難しさなのか、じかんないに解けるのか、必ず確認が必要です。
英語:
私の場合、もともと看護師になる前は英文科の大学に在籍していましたので、英語の筆記試験対策はほとんどしていませんでした。英単語帳も見ないで、辞書を見て常用単語をおさらいしていました。当日の試験も余裕でした。当日の英語長文は喫煙と健康に関する内容で面白かったです。
現在はTOEICを活用している大学院が増えてきております。必ず確認してください。
専門科目:
私の場合、精神看護学ですが、過去問中心に分析して勉強しました。指導教授が出してる教科書買って一冊覚える+看護理論(精神看護に関わりのある)。試験当日もこれはさすがに余裕でした。
研究計画書:
かなり重要みたいですね。実はこれで合否決まるんじゃないかと思いました。面接でもかなり計画書から質問されました。この辺は自分が興味あり、自信もありましたので、大きな困難は感じなかったです。
面接:
なにを聞かれるのかを想定して、答えをWordに書き出して、自分の言葉で話せるように練習しました。先ほど述べたように、面接では、研究計画書の内容を質問されました。答えることができるように準備する必要があります。
5.出願準備から試験対策まで余裕を持って準備すべきです
私の場合、8月1日に大学院に行くと決めて、翌月試験でしたので余裕がありませんでした。試験科目がたまたま得意な英語と、専門科目、面接でしたので、救われました。
と言っても、働きながらでしたので、18時に帰宅して、食事もそこそこに、24時まで試験対策をして、最大集中で取り組みました。休日は一日勉強していました。
6.体調管理は必須です
試験当日は9月後半でした。試験を欠席している人が数名いました。季節の変わりで体調不良だったのかもしれません。
実は、試験当日、私自身も体調不良でした。熱はなかったのですが、睡眠不足でフラフラしてたのを覚えています。やっぱり能力のない自分には大学院は時期尚早であったかなど思いました。
結果はどうか
合格発表まで半月ありました。
果報は寝て待て・・。ですが実際落ち着かないですね。全力を尽くしたので正直落ちてもいいと思ってました。しかも1校受験でしたので。
夜勤明けで家帰ってしばらくして届きました。合格でした。奇跡です。
仕事と試験対策でジムにも行ってなかったので、ジムに行きました。
嬉しさがありました。しかし、これが地獄の1丁目に突入したことに、入学後から気づきました。次回は、「大学院入学後の生活」についてお伝えしていきます。