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2023.8.7 専門卒の看護師が仕事に退屈さを感じたなら~新しいことに挑戦することのススメ~通信制大学で1年で看護学士に

 ここ数年、私の古巣の職場の専門卒の看護師さんから「リエゾンの看護師として活動してみたい」「大学に行ってみたい」「大学院に行ってみたい」というお話を聞きます。すごいなっていう印象を受けます。すでに看護師のライセンスを持っているにもかかわらず、もっとより良い看護を提供したいと考えているのかなと思います。中には、大卒などの箔をつけたいという方もいるでしょう。逆に「もう辞めたい」「こんな職場は成長しない」という思いを語る看護師さんもいます。

 どんな理由であれ、新しいことに挑戦することをお勧めします!

 

 私の古巣の職場の若手看護師さんがどんどん辞めていっています。人間関係がどうとか、やりがいがないとかどうとか。人間関係は、私も看護師18年経過しますが、さすがに難しいです。今の答えは「相手の看護師のしたことやしなかったことは見ないで、自分のなすべきことに力を注ぐ」これしかないと考え行っております。アドラーの言う「課題の分離」をもとに、「相手の問題は、相手の問題だ」と考えております。かと言って、相手が困ったときは、助けます。

 

 問題は、「今の職場にやりがいがない」、「こんなところにいても成長しない」「もう辞めたい」という看護師さんの声を非常によく聞くことです。そういう看護師さんは、仕事もテキパキこなすことができる方です。私のような者が言うのはおこがましいですが、どんな理由であれ、いきなり辞める前に新しいことに挑戦することをお勧めします!

 

 辞める前に、挑戦できることはいくらでもあります。通勤ルートを変えてみる、定時に上がってみる、普段関わらないスタッフと関わってみる、看護師の副業をしてみるなどです。私は、看護師をしながら、夜勤バイトをしました。私も「同じ仕事をしていて飽きてきたな」「もっと他の現場知りたい」「よりよい看護って何だろう」と考え、他の領域も見てみたいと思い夜勤バイトをさせてもらっていました。現在は、厚生省が副業推進しておりますが、当時は、副業なんてけしからんなんて声もありました。

 

 私のおススメは、専門卒の看護師であれば通信制大学で1年で看護学士を目指すことです。数年同じ職場でルーチンワークをこなしていると、考えることを放棄してしまいます。私がそうでした。看護とは何なのか、それ以前に、人間とは何なのか、人間の心理は?専門卒の私は一般教養が不足していました。仕事を辞める前に改めて、学び直そうと思いました。学費は安いし、勉強は楽しいし、スクーリングなかったので良い事しかありませんでした。もう月日が流れ、10年以上前の体験になります。

 

 看護師として、給料が安定的に振り込まれ、生活にも困らない。しかし、なぜか看護師として楽しくない、職場長が決めた勤務日に、ただ出勤するだけの日々、住宅ローン返済のためだけに勤務する日々、退職までの勤務を、ただ消化する日々。そんな日々を打開したい。そんな看護師にお役に立てばと思い、私の体験をもとに、新しい事への挑戦として、主に、看護系の通信制大学について、その後の看護系の大学院進学について、大学院での生活、大学院修了後の勤務についてを記事で紹介させていただきます。

 

 次回、「通信制で学ぶか、大学に編入するか」