長野のどこかへ・・・naganoランニング

看護に関する内容やランニング、筋トレの内容をお伝え致します。

2023.8.10 「通信制で学ぶか、大学に編入するか」専門卒の看護師が仕事に退屈さを感じたなら~新しいことに挑戦することのススメ~

看護大学編入か、通信制で学んで学士を取るか。私の場合は、通信制一択でした。当時は2009年でした。もう14年も前ですが、通信制でも当時で、スクーリングなしで、全てオンラインで修了できました。しかし、保健師資格取得も視野に入れていたので、看護大学への3年次編入も考えました。

 

〔看護大学3年時編入の壁〕

・私の場合、自分が住んでいる付近に看護大学がなく、引っ越し大前提。

 看護大学が近くにありませんでしたので、引っ越しを視野に入れました。しかし、そこまでする気力もなく諦めました。

 

・仕事との両立は不可能

 看護師は、実践の科学です。すなわち。看護師の業界は、経験がなんぼの世界でもあります。そんな中、貯金を切り崩して、収入減がないまま学業に専念するはナンセンスかと思いました。

 

・3年次編入の際の人間関係に耐えられるか不安

 看護師ライセンスのある人間が、学生に交じって2年過ごします。きついです。すでに、関係性の出来上がっている中に入り込むのは、私のようなコミュニケーションの苦手な人間には至難の業です。海の者とも山の者ともいえない、そんな看護師ライセンスのある者がパッと編入してきても、周りもすぐに受け入れ困難でしょう。ライセンスを一旦捨てる勢いで、一から学生として振舞うしかないでしょう。

 

このあたりの壁をクリアできれば、看護大編入も全然ありです!たとえば、住んでる近くに看護大学がある、わざわざ引っ越ししなくてもよい、仕事も辞めても大丈夫な人、3年時編入しても人間関係スムーズにいく自信のある方はどうぞ!

 

〔私のおススメは、働きながら通信制の大学で学ぶ〕

 当時2009年、専門卒の看護師さんで働きながら通信制の大学で学んでいる人はいませんでした。当時の看護師長からも「そんなに勉強して何か意味あるの?」と言われたこともあります。当時、周りから何を言われようが、退屈なルーチンの生活から抜け出したい思いで突き進んでいました。

 

 私のおススメは、働きながら学べる通信制の大学、これ一択です。

・24時間いつでも勉強できます

・オンラインで試験も受けることができます

・わざわざ、退職しなくても働きながら可能です

・学費が安いです。30万行かなかったとおもいます。

・スクーリングがなかったです(武蔵野大学の場合)

学士(看護学)を取得できます(武蔵野大学の場合)

 私の場合、武蔵野大学看護学コース(科目履修生)を選んで入学致しました。専門学校で習得した単位も使えますので、残り、大卒に必要な単位を1年で取得しました。この後、学士(看護学)を取得しました。ただ、このコースで単位を取っただけでは、学位は与えられませんのでご注意ください。単位取得後に、学修成果というレポートを書き上げ、最後に小論文試験を会場で受けて、その後、合否判定を経て学士取得になります。大変です。ですが、楽しいです。きもちいいです!!

 私の場合、通信で、生命倫理や、心理学、死生学など、学びを深めることができて楽しかったしかなかったです。もちろん、普段の看護実践にも活かされました。

 

 通信制であろうが、大学に編入であろうが、結局は、自分が何をしたいのか、何を学びたいのか、それしかないと思います。日本は、学びたいと思えばいくらでも学べる環境が整っています。それを活かすも殺すも自分次第です。

 私は、通信制でも十分学べたと思えましたし、これをきっかけに本を読む習慣や考える習慣がつきました。それは、普段の仕事でも活かされました。仕事でも考える癖がついて、今日もつまらないなって思うことが減りました。

 

 看護師の仕事に退屈さを少しでも感じたなら、通信制の大学という新たなことに挑戦するのもありです。入学時期は決まっており、いつでも入学できるわけではないので自分から調べるしかありません。今すぐ行動したほうがよいです。

 

武蔵野大学看護学コースの修了証です。名前は削除して掲載しております。

 

 

学位授与機構から送られてきた学位記です。立派なケースに入って送られてきました。送られてきたときは夜勤明けで寝ていましたが、嬉しくて目が覚めました。

 

看護学の文字が記載されております。

実は、学習成果のレポート提出後に、会場で小論文試験があるのですが、一度落ちました。年に2回受けることができるのですが、2回目で受かりました。なかなか、大変でしたが、やりがいがありました。しかし、専門卒の私が、これで大卒の資格を取得し、しかも、看護学の学位を取得したことになりました。

 

次回は「看護学の学位取得後の職場での給料事情や仕事内容への変化について」お伝えさせて頂きます。