長野のどこかへ・・・naganoランニング

看護に関する内容やランニング、筋トレの内容をお伝え致します。

2022.7.5 市民ランナーインタビュー①

 市民ランナーのランニングでの思いを聞くことで、今後、持続可能なランニングを行うための基礎資料を得るためを目的として、市民ランナーへインタビューを行わせてもらいました。
 
 インタビューガイドをもとに質問させてもらいました。

 対象者の勤務時間が迫り、インタビュー時間が少なく、写真を取り忘れ、顔出しはしていません(泣)


 1.属性:Oさん男性、年齢→20代、仕事→ナース

2.現在はどのくらいの頻度で走っていますか?
 「週に2回くらいですかね」

 3.おすすめのランニングスポットは?
 「松本まで続く、自転車道です」「信号もなくて北アルプスが見えて景色もいい。今住んでいる所から近いんですよ。」

 4.ランニングを始めたきっかけは?
 「もともと中学生の時は剣道をやっていたんですけど、高校から陸上をやるようになりました。自分の足で走れて、爽快感があって、陸上では5000 m走 とか普通にやってました」

 5.走ることのメリットは?デメリットは?
 「メリットは、ご飯が美味しく食べることができることですかね〜。あと、知らないところを走ると、新たな土地を発見できること。他には〜普段走っていると体力がついて登山をする時にも役立つことですかね〜。」「デメリットは、高校生の時に走りすぎて、膝を故障したことですかね。今はストレッチしたり、体操したり、走るのを抑えたりしながら痛みが出ないように調整しています。」

 6.走る時間を捻出する方法は?
「僕の場合妻はいますが、子供はいないので、妻より朝早く起きて走ったりしています。走ると1、2時間はかかっちゃいます。そのぶん家では掃除をしたり、家事でできることはやるようにしています。何と言うか、生活が整う感じがします。」

 7.これから走りたいと思う人にエールをお願いいたします!
「最初は家の周りを走ったり、歩いたりすることから始めるのがいいんじゃないでしょうか。」

 8.今後の展望は!?
 「展望ですか?そうですね〜トレイルランニングやったり登山で走ったり、大会に出たり、以前乗鞍天空マラソンに出た時、結構楽しかったので、給水係やってみたり(大会の運営)とかいいかもしれません」
 

 ありがとうございました!さすが20代で元陸上部。登山もされており、私のような糖尿病などの生活習慣予防を目的とした走り方とは違います。
 
 体の故障にさえ気をつければ、何歳になってでもできるのがランニング。彼のインタビューからわかるように、爽快感も得られやはりメリットは大きい。また、有酸素運動が、認知症予防や生活習慣予防に大きく貢献しているのも明らかになっており、セロトニン的幸福に一番近づくのがランニング!と言っても過言ではないぐらい。
 
 最近では全国でマラソン大会が行われているが、それなりに参加費用はかかり、大会を終えた後は走らなくなる人も多い。マラソン大会自体は地域活性化につながるか、にわかランナーがいかにランニングを持続していくのかが問題だ。
 
 どのようにしてランニングを持続していくのか!?ランニングすること自体にお金はかからないし、インタビュー結果から出たように、家の周りを走ることから始めるのが良いと思われる。
 要は、最初から大きな大会を目指し10 km を走るのではなく、「21日間の法則」に基づき、21日間無理せず家の周りを継続的に走ることで、ランニングを習慣化すればよいのではないだろうか。

 有名ランナーへのインタビューというのは多いけれど、市民ランナーを中心としたインタビューというのは少ない。
 今後は年代別、性別など対象者をある程度拡大し、どのような思いでランニングをしているのかインタビューし、質的分析を行っていきたいと考えます。